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病害虫メモ
ハスモンヨトウ
執筆者
農研機構 植物防疫研究部門 基盤防除技術研究領域 海外飛来性害虫・先端防除技術グループ 主席研究員 水谷 信夫
2024年12月6日付日本農業新聞「夏秋取りトマト特集」より
トマト栽培におけるハスモンヨトウの簡易察知表
名前 | ハスモンヨトウ |
葉(花)・茎・果実を見る | ・卵は葉裏などに集団(卵塊)で産み付けられ、雌成虫が付けたクリーム色の鱗毛(りんもう)で覆われる ・ふ化幼虫は葉の表皮を残して集団で食害し、葉は白変する ・果実の表面を食害して丸い穴(くぼみ)を作る ・オオタバコガのように果実の内部まで潜り込まない |
害虫・トラップを見る | ・若齢幼虫は集団で食害し、3齢幼虫以降に分散する ・老齢幼虫は昼間に土中に潜り、夜間に地上部に上がってくるので見つけにくい ・主に秋に発生する |
主な有効薬剤 | ディアナSC(5)、アニキ乳剤(6)、ノーモルト乳剤(15)、ファルコンフロアブル(18)※、アクセルフロアブル(22B)、フェニックス顆粒水和剤(28)、グレーシア乳剤(30) <天敵・生物農薬> BT剤(バシレックス水和剤ほか) |
( )内の英数字はIRACコード(同じコードの連用は避ける)、※トマトのみ登録
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画像提供:農研機構 作物病害虫防除研究領域 生物的病害虫防除グループ グループ長補佐 村上理都子氏