みんなの防除

コナジラミ類

更新日： 2024/11/28

執筆者農研機構植物防疫研究部門基盤防除技術研究領域海外飛来性害虫・先端防除技術グループ主席研究員水谷信夫

名前	タバココナジラミ、オンシツコナジラミ
葉（花）･茎･果実を見る	・幼虫は甘露を排せつし、葉の表面をべたべたにする・甘露が多いとすす病が発生する・タバココナジラミが多発すると果実に着色不良が生じる
害虫・トラップを見る	・寄生している葉に触れると成虫が飛び立つ・タバココナジラミの成虫は薄い黄白色、オンシツコナジラミは純白色でやや大きい・タバココナジラミは重要病害の黄化葉巻病（TYLCV）や黄化病（ToCV）を媒介する・黄色粘着トラップで成虫を誘殺し、施設内への侵入や施設内での増殖の目安にする
主な有効薬剤	トランスフォームフロアブル（4C）、ディアナSC（5）、コロマイト乳剤（6）、チェス顆粒水和剤（9B）、コルト顆粒水和剤（9B）、マッチ乳剤（15）、アプロードエースフロアブル（16、21A）※1、クリアザールフロアブル（23）、ファインセーブフロアブル（34）※2、ベミデタッチ、フーモン、ムシラップ、サンクリスタル乳剤、サフオイル乳剤、粘着くん液剤＜天敵・生物農薬＞バコトップ※3、エンストリップ※3、エルカード※3、マイコタール※3、プリファード水和剤※3、ボタニガードES