病害虫メモ

灰色かび病

更新日: 2024/11/29
執筆者 農研機構 植物防疫研究部門 作物病害虫防除研究領域 生物的病害虫防除グループ グル-プ長 窪田 昌春
2024年12月6日付日本農業新聞「夏秋取りトマト特集」より
病名灰色かび病
葉・茎を見る・葉にしばしば灰色のかびを伴う大型病斑
・茎に長楕円形の大型病斑
果実・根を見る・果実が軟化腐敗し、灰色のかびを生じる
・腐敗せず、2~3mmの黄白色の円形斑紋を生じる場合もある
その他主茎の下部が侵されると青枯病に似た全身萎凋(いちょう)症状となる
主な有効薬剤インプレッションクリア、カリグリーン、クリーンカップ、サンヨール、セイビアーフ
ロアブル20、ダコニール1000、タフパール、ベルクートフロアブル、ピカットフロアブ
ル、ベジセイバー、ネクスターフロアブル、アミスターオプティフロアブル、ブロード
ワン顆粒水和剤、ショウチノスケフロアブル、カーニバル水和剤、ニマイバー水和剤、
シグナムWDG、ピクシオDF、ファンタジスタ顆粒水和剤