病害虫メモ

ハスモンヨトウ

更新日: 2025/11/07
執筆者 農研機構 植物防疫研究部門 作物病害虫防除研究領域 病害虫防除支援技術グループ 上級研究員 遠藤信幸
2025年11月7日時点

大豆害虫の簡易察知表
(ハスモンヨトウ)

名前

ハスモンヨトウ

葉(花)・茎・果実を見る

・卵は葉の裏に卵塊で産み付けられ、ふ化幼虫は集団で葉の表皮を残して摂食するため、被害葉はいわゆる「白変葉」となる
・老齢幼虫による食害量が多く、被害がひどい場合は、葉がほとんどなくなり、株全体が丸坊主になる
・さやや子実を食害することもある

害虫・トラップを見る

・被害は、主に8月中旬ごろから見られ始め、9月から10月にかけて急増する
・日本では一部の温暖な地域やビニールハウスで越冬可能であるが、海外から飛来することもある
・フェロモントラップへの誘殺数の多寡から、発生量の傾向を把握する

主な有効薬剤

トレボン乳剤、ロムダンゾル、プレバソンフロアブル、フェニックスフロアブル、トリックフロアブル、ブロフレアSC、ヨーバルフロアブル、トルネードエースDF、グレーシア乳剤


ハスモンヨトウの幼虫

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病害虫や雑草に関する最新の情報を知りたい場合は、各都道府県の病害虫防除所などにお問い合わせください。
また農薬の使用に関しては、使用前にラベルをよく読み、ラベルに記載以外の用途に使用しないでください。
11月18日(火)
近くで所により雨
13.7℃
10℃
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 60% 81% 100% 80%
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