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斑点米カメムシ類の異常発生は来年も続くの?
更新日:
2025/10/15

斑点米カメムシ類の異常発生は来年も続くの?

斑点米カメムシ類には複数の種類があり、来年の発生状況を現段階で断言することはできません。都道府県の病害虫防除所では、その年に発生が予測される斑点米カメムシ類の種類やその防除対策を、発生予察情報として発信していますので、参考にしてください。

斑点米カメムシ類の発生状況は変わってきている?

近年話題となっているイネカメムシやクモヘリカメムシ、ミナミアオカメムシなどは、分布地域を北に拡大しています。これは、温暖化による暖冬が原因のひとつと考えられています。

暖冬で越冬できる地域が増えているんだね。発生を抑える対策は?

耕作放棄地などに斑点米カメムシ類の繁殖源となるイネ科の雑草が繁茂していると、発生量が増えるリスクが高まります。産地として、畦畔や耕作放棄地などのイネ科雑草を適切に管理し、地域全体の斑点米カメムシ類の発生を少なくする取り組みを行うことが重要です。

農家それぞれができる対策は?

各水田で被害を防止するためには、斑点米カメムシ類が水田に侵入してくる出穂期~入熟期に適切に殺虫剤を散布することが有効です。

斑点米カメムシ類の発生を抑えられるよう、雑草の管理から始めてみます!
※農研機構への取材をもとに作成。
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