防除の調査事例
【アンケート調査】皆さんの地域のイネカメムシ発生状況は?
更新日:
2025/10/08

今年もイネカメムシが大発生中とのこと。皆さんの地域はどうですか?また防除には何を使っていますか?

「防除の調査班」に寄せられた質問に対し、「みんなの防除」会員を対象にアンケートを行いました。全回答者の4割がイネカメムシの発生が多かった(やや多かったを含む)と答えました(図1)。被害の多かった時期は出穂期が5割を占めています(図2)。今年はイネカメムシの注意報が35道府県で46件と最多。引き続き、警戒と対策が必要です。

圃場周辺の除草と2回散布が有効
発生量が「多かった」を選択し「被害が少なった」を選択した岩手県の農家は、「出穂始期にダントツフロアブル、穂揃1週間後にスタークルメイト」を使用し、防除で気を付けた点としては「畦畔の草刈りなど耕種的防除と適期の農薬防除」と答えました。「被害が少なかった」または「被害がなかった」と答えた複数の回答者が、除草、2回の農薬散布が効果的だったと答えています。
イネカメムシ対策に使用した資材に関する問いでは、「スタークル」が最多で43件、次いで「キラップ」が14件、「トレボン」が11件、「エクシード」が9件となりました。
製品名 | 出現回数 |
スタークル | 43 |
キラップ | 14 |
トレボン | 11 |
エクシード | 9 |
ダントツ | 7 |
スミチオン | 6 |
アンケートは「みんなの防除」の会員へのメールマガジンで告知し、9月8日~19日の12日間、募集しました。37道府県の84人が回答。北海道、兵庫県、福岡県などで発生が多く、愛知県、三重県などで発生が少ない傾向が見られました(図3)。

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